古典園芸×テラリウム

久々に結構な風邪を引いてしまったようで、昨日は危機に瀕しておりました(^^;)

ビタミンウォーターと釜玉うどん食べて寝たら大分良くなりましたが(笑)

でも、まださすがに倦怠感があり、動画の撮影も休み休みしております。このブログ書き終わったら撮影再開です!

さてさて、皆さんはセッコク(石斛)という植物をご存じでしょうか?

園芸品種は【長生蘭】とも呼ばれます。

私が読んだ本には「江戸時代(天保6年)には長生草として紹介されており、少彦の御薬と呼ばれ、又小盆に植えて目を慰め精気を養うとされた」とあります。

園芸として楽しまれていたようなので、長い歴史のある植物です。

伝統的な植え方のノウハウは色々あるのですが、私が今回チャレンジしたのは「テラリウム」です!

愛好家には、こんな栽培は愚の骨頂と言われてしまうかも知れません(^^;)

しかし、これには私なりの秘策が詰まっております。

・程よい通気性
・空中湿度
・水苔をあまり使わない
・見た目がお洒落

をテーマにしています、以下詳細です。

〇従来の栽培方法について

セッコクの栽培のポイントとされるのは乾湿のメリハリです。

崖の岩肌だったり木の幹に着生して自生している石斛は、乾燥には強く蒸れに弱いため、しっかり乾燥させてから水をタップリ与えるというのが定説です。

これはもちろん否定するつもりはありませんが、我が家の場合、乾湿のメリハリをつけると乾燥しすぎて逆に傷んでしまう事があります。

ある雑誌の編集長様とも話した事があるのですが、その方曰く

「取材先の愛好家の方でも、乾湿のメリハリは湿潤な環境があっての話で、空気が乾いている所では別の方法を考えた方が良いと言っていた」

との事でした。

私の住む北海道は本州のジメジメ地域に比べればカラッとしていますし、冬なんて暖房でカリッカリに水苔も肌も乾きます・・・。特に我が家は爬虫類などもいるので暖房はずっとつけっぱなしです。

解決したい点のまとめと対策

・空中湿度を保ちたいが蒸れさせたくない→通気の良いテラリウムケースを使い、苔を育成して湿度を高める
・乾湿をつけやすくする→着生材を浮かせることで乾きやすくする、水苔量も減らす

これで、空中湿度を保ちながら乾湿のメリハリのつく環境が作れるはずです。


ケースはグラステリアフィット100ですが、100には蓋のスペーサーがないので150plusからスペーサーを持ってきました。

そのため、もし同じ方法をするのであれば150plusを購入するか、100で蓋が浮くようにクッションシートなどで工夫すると良いと思います。


まだセットしたばかりなので私の思惑通りになるのか、はたまた改善が必要になるか・・・。

今のところ水苔の乾き具合は、ベチャベチャに濡らして翌日はジンワリくらいになるので、予定していた通りになっています。

水苔の量が少ないので根も空気に触れやすいです。

多少水やり頻度が多くなるのが面倒ですが、回数が増えるという事はそれだけ新鮮な水を与え続ける事が出来るとも言えます。

長生蘭 於多賀金剛中斑(於多賀中斑)

今後の成長が楽しみです(^_^)

ではでは~☆彡

テラリウムの作成動画はこちら♪

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