お気に入りの富貴蘭【建国縞】

あたったようです。
引きが良いですね。もうね、大変でしたよ。
・・・寿司かな(>_<)
胃がひっくり返ったように気持ち悪いですが、安静にしていれば治るでしょう。

食べ物とは別のアタリ(変異かも?)がこちら。

今回の植物は「富貴蘭」です。

富貴蘭 ‘建国縞A(実生?)’

最近よく投稿する富貴蘭シリーズです。
もともと好きだったのが色々あって離れていただけなので、やはりネタにしたくなります(^_^)

我が家は室内栽培なので、今の時期でも根を動かしています。
建国縞と言えば、泥根かルビー根と言われますが画像の個体は白根です。白根の品種は少ないと聞くので、”ルビー根”のようにもう少し特別な名前があれば良いのにと思います。
真珠根とか象牙根なんか高そうで良いと思うのですが・・・。

〇建国系の根

私はあまり富貴蘭の品種に詳しくないので間違いもあるかも知れませんが、知っていることをまとめようと思います。

まず建国系の最上芸(最も高く評価される変異のパターン)【建国殿】で、紺覆輪(中透け)・腰斑・ルビー根。
しかし、建国殿の中には泥根しか出さないタイプもあり、そういうのは【泥建】とも言われる。

建国縞B(最初のとは来歴の違う別個体、泥根)


この建国殿の斑が縞斑になったもの【建国縞】柄が抜けた青【建国(建国の青・建国青)】
建国縞も建国青もルビー根を出すものもいれば、出さないもの、混在するものがある。
基本的には縞斑がつながっている”葉の根元”から出た根がルビー根になるが、柄が抜けた青でもルビー根を出す個体がいるそうです。

一般的にはルビー根が出るタイプが人気があるので、泥根と混在していてもルビー根が確認された株が評価が高くなると思います。

建国系は変異が多く、さらに色々な品種やタイプが存在するのですが、私はこのあたりまでしか知りません。建国殿羆錦羆(建国殿の五十鈴川タイプ?)など柄に関しては、建国殿の中でもさらに上座に君臨するというのもいるそうですが、それはルビー根が出ず泥根になるとも、いやいやルビー根も出るとも言われております。←ここまでいくと解説を読んでもマニアック過ぎて私には分かりません(^^;)

仮称:翡翠鷹(薄いのですがルビー根 藤色に写っていますが実際はパープルピンク)

〇建国縞Aについて

今回メインで紹介する建国縞です。
ここまで長かったですね、スミマセン(^^;)

もともとルビー根未確認の泥根建国縞で購入しました。
専門店S園様由来の個体です。
軸のアントシアン(泥軸)の具合が通常の建国とは違いますし、そっくりな実生を紹介する記事を見つけましたのでおそらく実生ではないかと思います。

裏側の根はこんな感じの泥根です。赤みがありますが根の先端が緑がかっています。ルビー根は先端が白系になるはずです。

面白いのは真ん中の根で、半分白で半分ルビーです。そして白根側半分と完全白根の間に芽のようなものがあります。この芽が成長したら白根の建国(実生?)が生まれるのでしょうか(^^)
根色が柄の影響を受ける系統なのは1株から泥根とルビー根が出ているので間違いないでしょう。
そのため、もし思い通りに白根が引き継がれても、葉の斑入り部分の根元から出た根が白根、葉緑素部分から出た根が青根になるような気がします。

補足:
・白根系統 根のアントシアニン(赤紫系の色素)が生成されないため、葉緑素なし→白根、葉緑素あり→青根で出ます。
・ルビー根系統 アントシアニンが生成されるため、葉緑素なし→ルビー根、葉緑素あり→泥根という具合になると予想されます。

〇縞斑について

新葉の縞斑は覆輪状っぽいですが、よく見ると葉の芯側にも斑のグラデーションが見られます。ルビー根は縞の根本から出ると先述しましたが、葉の芯側に縞斑が入ると発根位置とぶつかりやすいそうです。
そのため、葉の外側(覆輪の位置)に入る縞より、内側(芯側)に入る縞が人気があります。

中斑の葉もあります。

今後の成長が楽しみです(^_^)
また変化があれば紹介したいと思います!

ではでは~☆彡

我が家での富貴蘭の植え付け方法はこちら↓


コメント

タイトルとURLをコピーしました