皆さん、こんにちは!
まずは超私事なのですが、久々に昆虫を購入してしまいました(^_^)
そ・れ・が・・・
ヘラクレスオオカブト!
わーい(≧▽≦)
と言っても最近では普通種中の普通種になっていますよね。私が子供の頃は外国産が解禁されていなかったので、憧れ中の憧れ、図鑑の中だけの夢のカブトムシでした。
ガキンチョの会話ですから、「うちにヘラクレスいるさ」みたいなのもありましたよ。
いや、親がマニアで密○していたのかも知れませんけどね(笑)
そういう虫でした・・・。
系統の表記もありました。
♂156.9mm(00-181×FOX-FF171.0F)×♀72mm(TH172-No.121-T117VOL.7×TH172-FF-T117)です。
()の中が掛け合わせ系統番号です。私も意味については大筋しか分かりません(笑)
全てのクワカブではないのですが、ヘラクレスやオオクワガタは系統(血統)により、大型化したり太くなったりするので、このように暗号のような文字列がついていることがあります。
さて、ここからが本題です。
私はもともと昆虫好きでしたので、系統(血統)、産地は非常に拘っていました。
ところが植物業界で最初に感じた違和感が、上記の情報についてあまりにも無頓着であること。もちろん一部のマニア間での取引は別です。
「系統や産地が不明なのはまだしも、異種交配したものを片親の名前で販売するのは、遺伝子汚染につながります。また別種、別品種と知った上で偽物を売る事も同様の懸念や、そもそも商売として問題があります。純系維持や正確な交配記録をつける事が困難になるので、ちゃんと情報を載せた方が良いと思います」
と動画で言えば、マニアの戯言、誰もそんなことを求めていない、生産者の負担が増えるだけ、など色々お言葉をいただきました。
中には、偽物の中に魅力を見出せば良いのに本物に拘るとか植物を蔑ろにしているという人もいましたね。
私も「偽物を掴まされたら、とっとと捨てるべき、イラナイ存在だ」なんて一言も言っていません。
実際に偽物もいますがちゃんと他の植物と変わらず管理しています。
私が言っているのは、「偽って(違う事を認識して)、販売する行為」により、影響を受ける人たちがおり、さらに偽物ばかり広まる可能性があるという話だったのですが結局は理解されませんでしたね。
しかし、そもそもで言えば、観葉植物というのは個体の背景というよりは「見た目」が重視される文化で来ているので、業界としての方向性が違うのでしょう。※もちろん系統などを重要視するジャンルや愛好家はいますし、私の意見に賛同してくださる方もいます。
昆虫の場合も「見た目(大きさや形)」に拘ってはいるのですが、寿命が短いので交配し続けなければなりません。そうなると血が濃くならないように親個体を管理する必要が出てきます。
そういうのもあり、上記のような暗号文字列が大切になってきます。
また地域変異も多々ありますし、基本的に原種主義(ハイブリッドを許さない)の文化です。混ざらないようにするには産地の表記も重要です。
観葉植物とは根本的にラベルの必要性が違うように思います。理解されないのも仕方がないのです。

富貴蘭 金牡丹
ヒョロガリな状態で我が家に来たのですが、少し復活してきました。
金牡丹には色々な系統があります。
区別がつく表記があるタイプもあれば、「こういう系だわ~」という口伝系?、無印など色々あります。
これは私に限った事ではなく、割と富貴蘭業界では多いのではないかと思いますが、私の所に来るまでの来歴はなるべく分かる範囲で残すようにしています。
来歴が分かれば、系統分けすることになった時に整理しやすいです。また、持ち主のネームバリューに価値を見出す人も中にはいます。他にもここからの個体なら本物だろうとか。
こんなことを書くとまた、敷居を高くしている、知ったかぶり、素人の分際でと言われるのでしょう。
しかし、ハマった後にちゃんとしておけば良かったと思う位なら、こういう管理の方法もあるんだと知っていただくのも私は大切だと思います。
そもそも、凝り性な人はこういうチマチマした管理が好きだったりしますしね。
結局はどのように楽しむかはその人の自由です。趣味なのですから自分のやりたいように楽しむのが一番だと思います。
書きたい事を書いていたら、とりとめのない文章になってしまいました・・・(^^;)
このくらいにしておきましょうか。
・・・エンジョイッ!(川越シェフ風 笑)
我が家の富貴蘭の育て方はこちら↓
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