今日紹介する植物はこちら!

イワヒバです(^_^)
漢字だと岩檜葉(いわひば)、別名が岩松(いわまつ)、古典園芸的な書き方だと巻柏(いわひば)です。
ややこしいですねぇ。
日本に自生するシダの仲間でよく園芸店でも目にするセラギネラ(Selaginella)属です。江戸時代から園芸植物として親しまれ、その文化は今日まで続いており、日本巻柏連合会様によると200種以上が登録されているようです。※ここでいう登録は愛好団体での登録であり、農水省の登録品種とは異なります(2025年現在、権利が消滅していますが1品種農水の登録品種がありました)。
長~い歴史を持つ観葉植物ではあるのですが、人気があるのかと言えば難しい部分もあります。
このブログを読んで初めてその存在を知った方も多いのではないでしょうか。
そもそも古典園芸の植物自体、現代的な所謂観葉植物(ポトスやドラセナ、多肉など)に比べると随分人気が下火です。
私は蘭系が好きなのでチェックしますが、だいたい展示会の動画を見ても、写真を見ても、そこにいるのは・・・
こんな言い方をすると怒られそうですが、おじいさんです。
まぁ皆さん、趣味があってイキイキとしているおじいさんです(趣味って大事だなぁとつくづく思います)。
女性や若い世代もいるのですが、圧倒的に少ないでしょう。「そんなことはない」とは、他のジャンルを見たら誰も言えないはずです。
そんな古典園芸植物の中でも、さらに話題に上がる機会が少ないのがイワヒバです。
しかし、このイワヒバこそ現代的な園芸とマッチし、見直される可能性を秘めた植物であると私は思うのです。
それがテラリウム。
テラリウムも歴史を遡れば、植物輸送用に開発されたウォード箱に行きつき1800年代からあるものなので新しいとは言えないかも知れませんが、現代の日本の住宅事情(庭がない、室内でこじんまり育てたい、自然を切り取った空間の演出など)から注目を集めています。
昔からの園芸家の中には、「植物は外で育てるもの」「室内では育たない」「大きくするのが自然」と批判する人もチラホラいるのですが、今は優秀な用品も多く開発されていますし、そういったものが求められている現実もあるのです。
伝統的にやりたい人はやれば良いし、革新的にやりたい人はどうすれば上手くいくのか研究すれば良いと思います。
ではイワヒバをテラリウムにするとどうなるのか、

上のイワヒバ’光鳳ノ華’をテラリウム仕立てにしてみました。
個人的には大満足の出来です(^^)
イワヒバのテラリウム作品を作っている方もいるのですが、もっと本格的なジャングルみたいものが多いので、100均や系列店で手軽に入手できるもので作りました。
これは所謂オープンテラリウムと言われるものです。
ただこういうのって、ほぼ近い物が普通に展示会に出ていたりします。それが石に着生させたイワヒバです。
あれはガラスで囲まれてこそいませんが、盆をそれっぽい容器に変えればオープンテラリウムのそれです。
要は育て方によるノウハウの違いはあれど、あくまで見た目でイワヒバを評価すると、十分にテラリウムの植物として活躍してくれるポテンシャルを持っているという事です。

テラリウム植物としての栽培法はまだ確立していませんので、これからノウハウを研究する必要がありますが、苔テラリウムにも引けを取らない素材だと思います。
しかも200品種以上あるわけです。
栽培されているものを使えば苔と違い、むやみに採取圧がかかる事もありません(苔テラリウムが全て自然配慮されていないという事ではないです。一部無断で大量に根こそぎ剥がす行為が問題になった事がありました)
こういうのを見ると容器が小さいと思う方もいると思います。
そんなのは大きなケースに変えるか、脇芽を使ったり、小さく切って作り直せば良いのです。
観葉植物の植え替えと変わりません。
作り直すのが大変そうに思うかも知れませんが、その頃には苔も茂り移し替えやすくなりますので、意外と引継ぎは楽に出来ます。
私が同じのを作る場合、撮影がなければ10分程度です。
もちろんタイムトライアルではありませんので、ゆっくりじっくり楽しみながら作るのが大切です。
というか、植え替えと違い「作り直すのもジオラマ作りみたいで楽しい」のがテラリウムです。
この記事を読んで少しでもイワヒバに興味を持っていただければ嬉しいです♪
ではでは☆彡
テラリウムの作り方



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