みなさん、こんにちは!
何やら最強寒波が来ているようなのです。雪で生活が大変になるのももちろんですが、植物を注文しているので、私はそこがと~っても心配です(^^;)
無事に届けば良いのですが・・・。
さて、今日紹介するのは苔!
それもとっても珍しい苔、「ヒカリゴケ」です。
ヒカリゴケはゲームや小説にも出てきますので、名前を聞いたことがある方もいると思います。
しかし、実際の姿はご存じない方が多いのではないでしょうか。

何やらカビのようですね(^^;)
この緑色の広がっている部分が光を反射して光ります。そう、蓄光素材のように発光するのではなく、反射による”輝き”がヒカリの部分です。

ヒカリゴケはいくつかの部位?に分かれるのですが、この緑色に広がるのは【原糸体】と言います。レンズ状の器官を有しており、それが光を反射します。

この羽状の部分は【配偶体】です。多くの方が想像する”いわゆる苔”の部分です。
もう一つ【胞子体】という胞子を作る器官があるのですが、それはまだ見たことがありません。出てきたら更新します。
ヒカリゴケは現在(2025.2.3)、準絶滅危惧種に指定されています。
自生地が天然記念物に指定されている地域もあります。この天然記念物というのは種を指定しているのではなく、”地域”を指定しているので栽培自体は違法ではありません(天然記念物に指定された地域から持ち出すのは文化財保護法違反です)。※自然採取についてはこちらの記事でも紹介しています。
夏の暑さには弱いですが、涼しい環境であれば非常に簡単に猛烈な勢いで増殖します。他の苔など比にならないほど広がります。
超簡単に増やせるのですが、自生地から採取されたものも出回っております。私としてはなるべく環境負荷をかけず、人工増殖による流通が望ましいと思うのですが・・・。
こちらの動画で、100均グッズを使った増殖方法について紹介しております(^_^)
貴重な苔ですので、もしゲットされた方は大切に育てていただければと思います。
今後も何か栽培の気づきがありましたら、また投稿しようと思います。
ではでは~☆彡
コンパクトサイズのお洒落なガラスケースで育てるのも良いですね♪
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